地球の地表で「絶対王者菌」になるためには、
    低温期(雪解け期)の低温条件下で超速で繁殖できる能力を具備していなければならない。
    そうでなければエリアを優占支配出来ない!

 更に、夏の高温期でも、他の微生物より超速で繁殖、更に先達微生物に対して強い抗菌能力を持たなければならない。


    MOG-A1菌は低温でも、高温環境でも「絶対王者」になる菌である。
    地球の全てのエリアの農地に適応出来る能力を具備している。
      
    

    
MOGーK101
MOG-H2
MOG-A1
MOG-H2
MOG-A1
MOG-A1
MOG-H2
MOG-H2

 MOG-A1菌と大豆根粒菌MOG-K101の繁殖スピード。

   培養3日後の状態。
    左側のMOG-A1菌のみコロニー形成。
    放線菌も根粒菌もコロニーを形成できない。

 10月20日  培養3日後。
   左側のMOG-A1のコロニー発生。
  
   右側のMOG-H2菌は培養3日経過でもコロニーの発生はない。


    圃場の土壌内でこういうことが起これば、当然、土壌内での場所取り戦争では、
    MOG-A1菌が勝者となり、MOG-H2は敗者となりMOG-A1菌に従属して生きなければならない。  
    MOG-A1菌が土壌内の養分を使用してしまう。

  春の圃場では、病害菌も繁殖スピードが遅いので敗者となる。
日本には春夏秋冬・・・冬春夏秋がある。
自然界の植物(作物)、微生物も・・・この気候の変化の中で生き抜いてきた。
圃場の土壌病害菌、微生物も同じである。

これまでの農業、植物病理学では、この日本列島における四季における土壌微生物の菌社会、菌ネットワークを無視してきた。
多様な微生物を研究室、実験室で単離して、個々の菌を同定、分析、特性を考察してきた。
つまり人口5万の都市の住民、一人ひとりを・・・調べてきた・・・・。
これをやっても、その都市の全体像が見えるわけではない。
人間ひとりでは生きていないからである。
土壌の菌も同じで菌社会が営まれ、それと植物が密接に関係している。
人も・・・海外に行く人もいる。菌も・・・空を飛んでゆく・・・。

こういうことであるが、日本の自然界の菌達は、冬、春、夏、秋の環境に適応している。
この環境変化の中で、圃場の地表を常に優先支配している「絶対王者菌」。
それを日本再生循環緑化研究所は研究してきた。
定住して「絶対王者」になる菌。
この視点から探し出したのが菌根菌になる木材腐朽菌「MOG-A1菌」である。
殆どの研究者は「細菌」の中から・・・抗生物質を産生する菌を探すような思考で、
植物病害菌に対する抗菌作用を持つ菌を探しているが、又は生物農薬になる細菌を探しているが、ほとんど成功していない。
実験室内と自然の圃場は違うからである。
圃場は多湿になるし、乾燥もする。
土壌に含まれている成分、養分は・・・圃場ごとに違うからである。
細菌は敏感、培養基の作り方で・・・まるで・・・繁殖、活性が大きく異なるからである。


そういうことで、この一連の試験では植物培養に広く使用されている「ハイポネックス培地」を用いている。
この組成は土壌内と似ているからである。


木材腐朽菌MOG-A1菌、放線菌MOG-H2、根粒菌MOG-K101菌の活性化、繁殖スピードの比較試験を行った。


試験材料
  木材腐朽菌MOG-A1菌懸濁液、 放線菌MOG-H2懸濁液、 根粒菌MOGーK101菌
  ハイポネックス培地 オートクレイブ

試験方法
  上記の培地(300ccフラスコ)左側にMOG-A1菌、右半分にMOG-H2懸濁液接種して、同じ条件下でのコロニーを観察した。
  最低温度 7℃ 最高温度 20℃ 室内培養。 (日本の春の土壌温度)

試験開始  2018年10月17日
  第1回写真撮影  10月20日
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MOG-A1菌、MOG-H2菌、根粒菌の
    増殖スピード比較及び共生再試験

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